2021-01-01から1年間の記事一覧

27歳①

そんなこんなで、また春を迎えた。 この会社に来て、結構たった。 でも私は、体調がずっと悪かった。 ストレスもだし、過食がひどくて、太りたくないばかりに、血糖値を上げ続けることがやめられなかった。 心も体もボロボロで、毎日無気力で死にたくて、お…

26歳②

私は本当はたつくんに助けてほしかった。 辛いよねってぎゅーってしてほしかった。 俺と一緒になろうよって私を地獄から救い出してほしかった。 家は地獄。 たつくんの存在も地獄な時が多かった。 年が明けて、事件が起きた。 私がセルフでまつげエクステを…

26歳①

4月になった。 私は相変わらず仕事を続けてた。 思ったより続いた。 最初は3ヶ月の契約だったのに、ずるずるとのびていた。 今思えば、たつくんの存在があったから続けられたのだと思う。 私は仕事で嫌な仕事があった。 それは、社内放送だった。 あがり症…

25歳⑤

たつくんと毎回バトルしながらも、その後もたくさん色んなところに連れてってもらった。 私は、たつくんからそうやって私に尽くしてる何かを得ないと、腹が立ったし、自分が惨めにならないように必死だった。 私はたつくんが好き、だったんだろうか。 たつく…

25歳④

たつくんと飲みながら、たつくんと色んな話をした。 たつくんは大人で、優しくて、なんかどことなくエロくて、なんだか惹かれた。 おもしろいし、ふざける私を見て何回も可愛いと言った。 私はまんざらでもなく、嬉しかった。 2件目はおしゃれなバーに行っ…

25歳③

そういえば夏に高校の男友達とみんなで静岡にキャンプしに行った。 楽しかったなあ。 25歳になる年の夏は、失恋した後もそのまま駆け抜けた。 お盆休みは、毎日のように飲みに行った。 毎日遊びすぎて、私はだんだんと疲れてきた。 体重も増えたし、この自分…

25歳②

私ってもしかして生き方がずっと変わってないんじゃないの、と過去を振り返りながらそう思った。 私って愛されたかったはずなのに、温かい家庭が理想だったはずなのに、 実は人を壊したかったし、不幸に陥れたかったんじゃないのって思った。 傷付けて裏切っ…

25歳①

仕事を辞めて春が来た。 私はあちこちのキャバクラを転々とした。 1日体験は時給が良かったから。 ある時、キャバクラで働いてたら、私を指名したおじさんが、 私が無意識で指の皮をめくって指が傷らだらけになってるのに気が付いて、 無理して笑わないでっ…

24歳⑥

そういえば家の中のことを忘れてた。 家の中は、変わらずお父さんとおばあちゃんが認知症だった。 このころには完璧に両方がひどくなってたと思う。 お父さんもおばあちゃんも食事やトイレでいろいろやらかす。 そしてお母さんがぶちぎれたり、ヒステリック…

24歳⑤

この時のことを思い出すと、恥ずかしくて、申し訳なくて、死にたくなる。 誰が知ってるんだろう、誰が笑ってるんだろう、 私の事変なやつと思われてるんだな、 変な噂たったんだろうなって。 その女の子は、後日、その女の子も上司に言うために、私の名前を…

24歳④

私の誤作動は本当にひどかった。 同じ室の憧れの男の先輩を、酔った勢いで呼び出して、飲んで振り回したり、 元カレとまた連絡をとって、元カレの飲み会に行って、元カレを無視しながら別の男と話してお金を払わずに帰ったり、 元カレを断られるのを分かって…

24歳③

こうやって振り返ってみると、私は本当に壊れたまま生きてたと思う。 誤作動したままずっと生きてた。 私の心と行動のチグハグの中で、相手が混乱したり、私が本当は何を思ってるのか怖くなったり、そういう姿を見るのが好きだった。 なんだろう、私に対して…

24歳②

室の人とも、だいぶ話せるようになった。 私は正直、仕事の量はめちゃくちゃ少ないし、暇だし、なのに仕事もできない。 だけど、許されてその場にいれた。 同じ派遣の子と派閥してたけど、たくさんの味方がいたから動じなかった。 ゆうきとはだんだん、関係…

24歳①

24歳になる年の1年間は、私の人生においてとても衝撃的ではかりしれない傷を私に負わせて来た。 大きな大砲をぶち込まれた感じ。 私は人生を生きるに至って、たくさん誤作動を起こしてきたから。 誤作動を起こす私は、とにかくハプニングを大事にしてしま…

23歳⑤

23歳についてまた思い出したことがある。 家の中では、たしくおばあちゃんとお父さんが両方認知症がだんだんとひどくなっていった。 両方同じタイミングで、お漏らしをするようになってたと思う。 それでお母さんがいつも発狂してぶちギレてた。 お父さん…

23歳④

私が年始に太って突き落とされる前に、こんなことがあった。 まず、同じ室のイケメンの男の子が、会社のハンド部で有名だったんだけど、 その人と言い感じになったことがあった。 私はその人はイケメンすぎて、かっこよすぎて、私には無理だと思ってたから、…

23歳③

私は会社の人たちと飲み会をするたびに、次の日に我に返って死にたくなった。 色んな人に謝りに行った。 みんな笑顔で許してくれたけど、私はいつも死にたさで怯えてた。 この会社にいる時の私は本当に調子に乗ってたし、イキってたから、この時の自分を思い…

23歳②

会社の人たちは、みんな飲み会が大好きだった。 室の飲み会もあったし、部長に好かれてたからたくさんの誘いがあった。 若手の飲み会、もあった。 私は酔うと愉快になりすぎるから、すごくはしゃいで、めちゃくちゃしゃべるようになって、ふざけたり、楽しく…

23歳①

23歳の1年間は本当にいろんなことがあった。 楽しかったし、最悪だったし、地獄だったし、最高だった。 人生をかけぬけたと思う。 かけぬけた先には、やっぱり地獄と孤独があった。 とても濃い1年だった。 春になって、新しい会社がはじまった。 大手の企業…

22歳③

冬になるころには、クラブばかり行くようになった。 クラブは、頭をガツンと吹き飛ばせて、最高に楽しかった。 週末は、クラブかキャバクラに出勤してた。 キャバクラもまるでやる気がなかった。 でも適当に話しておけば、簡単にお金が手に入るから、最高だ…

22歳②

あつしと別れてから、ちょうど私は人生で1番軽い体重になってた。 だから少し自分に自信をもてたからか、過去の色んな男友達と2人で遊んだ。 みんな声をそろえて、まじで可愛くなったって言われた。 高1の時にうつ病になったモラ男も、久しぶりに会ったら、…

22歳

フリーターを1年やって、春を迎えた。 4月になる少し前に、就職先が決まった。 広告のチラシに募集があった、塾の講師だった。 もちろん私は塾の講師なんて無理で、その塾の事務系のお仕事や、デザインのお仕事、というジャンルとして受けた。 面接では、年…

21歳

私は専門を卒業して、フリーターになった。 お好み焼き屋とハンバーガー屋のかけもちをした。 私は自分がフリーターであることが、すごく恥ずかしかった。 友達やゆきちゃんは専門を卒業して、そういう道をちゃんと歩んでるのに。 私はお金をかけて専門を出…

専門2年生③

そういえば、専門に入ってから家を引っ越した。 近くにすんでたおじいちゃんの家に住むことになった。(今住んでる家) 私はここでやっと部屋らしい部屋をもらった。 おばあちゃん、お父さん、お母さんの4人で住むことになった。 私はこの時の家の中もあんま…

お父さんの逮捕

そういえば、専門に入る前だったかな。 まだマンションにいる時のことを思い出した。 お父さんはマンションでも問題のある人だった。 お父さんにとって腹がたつことがあると、すぐに怒鳴ったり怒ったり責めたり、脅したりしてた。 だから、隣の奥さんはお父…

専門2年生②

あつしとはそれから毎日連絡をとるようになって、初めてのデートで告白されて付き合った。 あつしは5個上だった。 初めてのデートでブレスレットをサプライズでプレゼントされた。 バイト先ぶりに会ったから、正直、隣で間近で見たら、 ヴッ!ってなったの…

専門2年生①

2年生になってから、いつごろか忘れたけど、かよぽんは学校をやめた。 かよぽんはよく病んでた。 学園祭の時も、病んで教室にひきこもって寝てた。 私はゆきちゃんと2人でいたかったから、やったーって思ってた。 かよぽんが病んでたの、私のせいでもあるよ…

専門1年生②

家にとしきとハーフが遊びに来たことがあった。 帰る時に、私はまたお母さんの視える説を話したくなってしまった。 お母さんはよく私の友達が来ると、あの子がつれてきたとか、あの子にあれがついてるとか言ってた。 帰ろうとするとしきとハーフに、お母さん…

高校3年生思い出したこと

そういえば、高3の終わりに、おじいちゃんが天国に行った。 おじいちゃんは認知症になって、よく自転車でどっかに行って、警察から電話がかかってきてた。 おじいちゃんはヨチヨチ歩きになってた。 私はおじいちゃんの変化を、おお・・って思いながら、でも…

専門1年生①

4月になって、専門学校が始まった。 通勤の電車がめんどくさすぎて、早いうちに後悔した。 専門学校は高校の時より、もっと新鮮だった。 服装も髪型も自由なのもあったけど、みんなほとんど友達がいない状態だったから。 高校はクラスは違えど、知り合いはい…