22歳②

あつしと別れてから、ちょうど私は人生で1番軽い体重になってた。

だから少し自分に自信をもてたからか、過去の色んな男友達と2人で遊んだ。

みんな声をそろえて、まじで可愛くなったって言われた。

高1の時にうつ病になったモラ男も、久しぶりに会ったら、可愛くなったって言ってくれた。

でも私はその男たちとなんかなるとは、ならなかった。

とりあえず穴を埋めてるだけ、みたいな感じだった。

 

女友達とも、高校の時の友達ともよく遊んだ。

 

 

その中で、仲の良い女の先輩が誘ってくれたバーベキューにいった。

先輩の彼氏と、その友達3人がいた。

みんな優しくて、おもしろかった。

誰がタイプ?と聞かれて、タイプの人がいたから、その人を指さした。

でもこの人と私は結ばれなかった。

 

バーベキューが終わった後、グループラインを通して、一人の男がラインをしてきた。

しょーくんだった。

そこから毎日ラインが来るようになった。

毎日、私をちやほやして、私にぞっこんで、私を褒めてくれた。

私はだんだん、男からの私への対応がかわいい子、になってる事を実感するようになった。

でも、しょーくんに私は全然なびかなかった。

でも、ラインは楽しくて、毎日ラインしてた。

 

ある時、みんなでスポッチャにいくことになった。

しょーくんもいた。

しょーくんはUFOキャッチャーが得意で、私にお菓子をとってくれた。

あと、家族でディズニーに行ったみたいで、テディベアのキーホルダーをくれた。

私は嬉しかった。

私はしょーくんに割り切って壁を作っていたけど、だんだんと心が緩んでいった。

よく見ると、私のタイプの顔してるじゃんって思った。

 

ちなみに、しょーくんが私にアタックしてたからか、暗黙に私はしょーくんと、となってたから、私がタイプと言った人は、一緒に連れてった私の友達に声をかけるようになった。

2人は後に、何年も付き合って、同棲することになる。

 

 

後日、しょーくんと2人で遊ぶことになった。

ルパン3世の実写版を見に行った。

夜になったら焼肉をごちそうしてくれて、そのまましょーくんの家にいった。

私はそういう事をする気が全くなくて、ずっとアメトークを見て笑ってた。

アメトークが終わって、帰るかなあってなったら、

しょーくんに電気を消されて、倒された。

私はその時、胃腸炎になってて、すぐ口からくさい匂いが込みあがってきてたから、(笑える

キスされそうになって、思わず口をふさいだ。くさいのバレると思って。

で、しょーくんに告白された。結局キスもされた。

そういうことはしなくて、返事はちょっと待ってって言った。

それで、家まで送ってもらった。

 

 

結局後日、また会った時に告白をOKして、付き合う事になった。

私は完全のロックオンしてて、大好き、になってた。

私の大好き、が高まるとともに、しょーくんの大好き、は下がっていった。

 

付き合ってすぐに誕生日を迎えた。

当日、名古屋に集合した。

私は何をしてくれるんだろうってワクワクした。

会って言われたのは、何も用意してないし何も考えてない!ノープラン!!!

と、言われた。

えっ、ってなった。

ご飯を食べるにしても、中途半端な時間で、今からどうするのってなった。

プレゼントも、5000円以内ならって言われて、逆にどうしたらいいか分からなくて、いいやっていってしまった。

しょーくんは、私にすごい期待する子なんだね、と言ってきた。

はえっ、ってなった。

 

結局しょーくんの家に行った。

そしたら、別れ話をされた。

私は最悪な気持ちだった。

誕生日なのに。だったら友達と遊んでた方がマシだった。

 

私は、心が停止しすぎて、もうめんどくさくなって、

私は付き合ってたいと思ってたけど、しょーくんが別れたいなら、それで大丈夫だよって言った。

そしたら、やっぱりいい子だ!!とか言って、やっぱり付き合う、になった。

私はよく分からなかった。

でも、別れなかったことに対して、ほっとする自分もいた。

 

その後は、2人で紅葉を見に行ったり、しょーくんのお父さんを紹介されたり、

しょーくんの職場の人やお父さんとご飯や飲みに行ったりした。

なんだかんだ、大好きだった。

笑うと可愛くて、おもしろくて、好きだった。

 

あ、でもそういえば付き合って最初のデートがパチンコだった・・。

 

 

しょーくんがなんだんかんだ私の事を好きなのも伝わってた。

その中で私は、キャバクラにバイトするようになった。

ドレスを着るのが嬉しくて、かわいくないー?って写メを送ったりしたけど、無視された。

 

だんだん、しょーくんからラインの返事が来なくなった。

私は何をしたんだろうって悩んで気をつかうようになった。

 

ある時、しょーくんからもらったテディベアのキーホルダーをなくしてしまった。

どこを探してもなかった。

私はしょーくんに素直に話して、たくさん探したけどなかった、ごめんなさいって言った。

しょーくんは、そんなことしなくてよかった、なくしちゃっただけでよかったのに、と言った。

しょーくんは私の事を重い、と周りに言うようになった。

 

 

女の先輩は私の事をよくメンヘラと馬鹿にしてたから、

その先輩の彼氏を通じて、私は重いと言ってる事を聞いた。

なんか、屈辱で腹が立った。

でも、しょーくんのことも、本当にありえないとも言ってた。

 

 

私がユニバに行った時も、おみやげでハリーポッターのグミがほしいと言ったから買ってきたのに、まずいらしいじゃん、やっぱいらないって言われた。

 

 

記念日もラインの返事が来なくなった。

私は不安と怒りでいっぱいでたくさん病んだ。

 

そして、私から、もう終わりにしようって言った。

しょーくんは、最初に戻ろう、と、意味の分からない言葉を言って、

別れるのを了承したのか、引き留めてるのか分からなかったけど、

私はそのまま別れた。

 

別れてから、しょーくんがすごく落ち込んでるのを聞いた。

私は嬉しい反面、ざまあーみろと思った。

私から振ったけど、またよりを戻したい私もいた。

 

 

別れてからは、私は少し体重が太ったけど、

昔よりかは全然細くて、色んな服を着てでかけるのが楽しくて、

色んな友達に声をかけて遊びまくった。

年末は友達と下呂温泉にいったりもした。

 

別れてから、なるべく予定を入れるようになった。

クリスマスには、初めてクラブに行った。

死ぬほどに楽しくて、その場にいた男とキスした。

 

 

しょーくんと別れれから、何かタカが外れた。

私は一途とか真面目とかそういうのがアホらしくなった。