2021-06-28から1日間の記事一覧

25歳③

そういえば夏に高校の男友達とみんなで静岡にキャンプしに行った。 楽しかったなあ。 25歳になる年の夏は、失恋した後もそのまま駆け抜けた。 お盆休みは、毎日のように飲みに行った。 毎日遊びすぎて、私はだんだんと疲れてきた。 体重も増えたし、この自分…

25歳②

私ってもしかして生き方がずっと変わってないんじゃないの、と過去を振り返りながらそう思った。 私って愛されたかったはずなのに、温かい家庭が理想だったはずなのに、 実は人を壊したかったし、不幸に陥れたかったんじゃないのって思った。 傷付けて裏切っ…

25歳①

仕事を辞めて春が来た。 私はあちこちのキャバクラを転々とした。 1日体験は時給が良かったから。 ある時、キャバクラで働いてたら、私を指名したおじさんが、 私が無意識で指の皮をめくって指が傷らだらけになってるのに気が付いて、 無理して笑わないでっ…

24歳⑥

そういえば家の中のことを忘れてた。 家の中は、変わらずお父さんとおばあちゃんが認知症だった。 このころには完璧に両方がひどくなってたと思う。 お父さんもおばあちゃんも食事やトイレでいろいろやらかす。 そしてお母さんがぶちぎれたり、ヒステリック…

24歳⑤

この時のことを思い出すと、恥ずかしくて、申し訳なくて、死にたくなる。 誰が知ってるんだろう、誰が笑ってるんだろう、 私の事変なやつと思われてるんだな、 変な噂たったんだろうなって。 その女の子は、後日、その女の子も上司に言うために、私の名前を…

24歳④

私の誤作動は本当にひどかった。 同じ室の憧れの男の先輩を、酔った勢いで呼び出して、飲んで振り回したり、 元カレとまた連絡をとって、元カレの飲み会に行って、元カレを無視しながら別の男と話してお金を払わずに帰ったり、 元カレを断られるのを分かって…

24歳③

こうやって振り返ってみると、私は本当に壊れたまま生きてたと思う。 誤作動したままずっと生きてた。 私の心と行動のチグハグの中で、相手が混乱したり、私が本当は何を思ってるのか怖くなったり、そういう姿を見るのが好きだった。 なんだろう、私に対して…

24歳②

室の人とも、だいぶ話せるようになった。 私は正直、仕事の量はめちゃくちゃ少ないし、暇だし、なのに仕事もできない。 だけど、許されてその場にいれた。 同じ派遣の子と派閥してたけど、たくさんの味方がいたから動じなかった。 ゆうきとはだんだん、関係…

24歳①

24歳になる年の1年間は、私の人生においてとても衝撃的ではかりしれない傷を私に負わせて来た。 大きな大砲をぶち込まれた感じ。 私は人生を生きるに至って、たくさん誤作動を起こしてきたから。 誤作動を起こす私は、とにかくハプニングを大事にしてしま…

23歳⑤

23歳についてまた思い出したことがある。 家の中では、たしくおばあちゃんとお父さんが両方認知症がだんだんとひどくなっていった。 両方同じタイミングで、お漏らしをするようになってたと思う。 それでお母さんがいつも発狂してぶちギレてた。 お父さん…

23歳④

私が年始に太って突き落とされる前に、こんなことがあった。 まず、同じ室のイケメンの男の子が、会社のハンド部で有名だったんだけど、 その人と言い感じになったことがあった。 私はその人はイケメンすぎて、かっこよすぎて、私には無理だと思ってたから、…

23歳③

私は会社の人たちと飲み会をするたびに、次の日に我に返って死にたくなった。 色んな人に謝りに行った。 みんな笑顔で許してくれたけど、私はいつも死にたさで怯えてた。 この会社にいる時の私は本当に調子に乗ってたし、イキってたから、この時の自分を思い…

23歳②

会社の人たちは、みんな飲み会が大好きだった。 室の飲み会もあったし、部長に好かれてたからたくさんの誘いがあった。 若手の飲み会、もあった。 私は酔うと愉快になりすぎるから、すごくはしゃいで、めちゃくちゃしゃべるようになって、ふざけたり、楽しく…