高校1年生③

高校のクラスの女子は平和でみんな仲が良かった。

みんなで遊んだりもした。

よく帰りの電車の途中にあるアピタに行ってプリクラをとった。

 

私は毎月読んでる雑誌があって、大好きなモデルの子がカラコンをプロデュースしてすぐに買った。

私の顔がこのコンタクト一つで激変した。

あまりの激変に自分でも驚いた。

私のカラコン依存が始まった。

 

 

高校になってからは過食がもっと止まらなくなった。

授業中、じっとたえるのが苦しくなるくらいだった。

頭がぼーっとして、何か食べたい・・・そんな気持ちにいつも襲われた。

 

今思うと血糖値くしゃくしゃだったし、心が壊れてたんだと思う。

 

 

同じ高校の同じ中学の子たちとも、だいぶ仲良くなったけど、

今思うと、陰で何を言われたりばらされてたんだろうって思う。

私はすぐ人に恋愛相談をしてしまう。

相手が絶対言わないってなぜか信じてしまう。

誰かに話したくて言ってしまう。

そういうアホなところがあった。

 

 

中学の時も、自分をハブったあいりに、あの人のアドレス教えてって言ったりしてた。

あいりが元カノだったから。

 

私って本当に馬鹿だなーーって、思う。

 

 

高校の友達より、同じ中学からの友達の方が、陰湿で、癖が強かった。

 

 

家では、変わらず地獄だった。

夜遅くにお風呂に入ってるとお父さんが起きてバレた時にぶちぎれられるし、

毎朝化粧をしていく私を見て、何度も怒られた。

 

テストも悪かったから、とにかく責められた。

めちゃくちゃ怒られてたと思う、この時。

でも、中々思い出せない。

 

 

地獄、どの時もやっぱり地獄だった。

 

 

そんなこんなで高1は終わった。

体育祭とか、楽しかったな。

学校って終わりの方になるとみんなと仲良くなってる事が多くて楽しかったってなるんだよね。

 

私の学校では、文系、理系、就職コースがあった。

私は大学に行くつもりはなかった。

でも就職するつもりもなくて、専門に行こうと思ってた。

どこの専門に行こうとかもなくて、ここでもみんなからすごいと思われるためならどこがいいかなって考えてた。

担任は私に、ゆっくりおっとりマイペースだから、大学がいいよって言ってくれたけど、私は大学は選択肢になかった。

お兄ちゃんは大学に、おじいちゃんのお金で行かせてもらってたし、

私は自分が大金をかけられて失敗する恐怖とか、

またお金の罪悪感をわかせられるのも怖かった。

専門学校も高いのにね。

 

あと、何より、女子が多いクラスが嫌だった。

就職コースは男子クラスで女子が少なかった。

それもあって、私は就職コースにした。

 

 

高2は、中2くらいの絶望と深い心の傷を負う事になった。

私はそんな事を知らずに毎日刹那的に生きていた。

 

高2の時のことを思い出して書こうとすると、中2のことの時のように、苦しくて抹消したい気持ちになる。

それくらい、色んな事があった。